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小売店売上管理プログラム

税務調査 税務実地調査の省略に向けた究極の取り組み

しっかりとした準備を行ない、安心して調査に臨むとともに、最終的には税務署からの信頼を得て調査がなくなるようにしていく取組みます。

税務署から調査をしたいと言ってきた時に、どうすればいいのか不安になりますよね。
誰でも頻繁に経験することではないですから、解らなくても当たり前です。

私たちは、税務調査があれば、役割分担等の事前のシミュレーションを行うなど十分な準備と対応をしていきます。

税務署から会計事務所への電話

税務実地調査依頼の電話がかかってきました。


お客様にご連絡

税務実地調査の要請があった旨のご連絡と、書面添付している場合の調査の流れをご説明させていただきます。


意見聴取

税理士が税務署に出向き、会社の概要、決算や税務処理の内容を説明します。省略してもよいとの判断が出れば、実地調査を省略される可能性があり、私たちはその可能性を常に追求します。


お客様報告

お客様の「ありがとう」の声が私たちの喜びとなります。 税務署での意見聴取の結果をご報告します。


お客様

会社名
○○株式会社
業 種
機械部品卸売業
従業員数
20名
年 商
10億円
ライン

税務署から会計事務所への電話

税務署
○○株式会社さんの税務調査をお願いしたいのですが、○○株式会社さんの場合ですと、税理士法第33条の2の書面添付制度に基づく提出をいただいていますので、一度署まで先生のご来署をお願いしたいのですが。
担当者
了解しました!
では、○月○日の午前10時はいかがでしょうか?
税務署
その日で結構です。
2時間ぐらいお時間頂戴いただけると助かります。
担当者
承知いたしました。では、当日に。

税務実地調査省略のためには、会社の事業内容の説明から、税法判断基準の基礎資料、そして判断背景を全て税理士が説明しなければなりません。
ドキドキする瞬間です。

お客様にご連絡

担当者
社長!先ほど、税務署から電話ありましてね。
社長
えっ!!調査?? やっぱり・・・・。こんなに忙しいときに・・・
担当者
まだ、調査確定じゃないんですよ!
社長
なんで??
担当者
3年前から、書面添付制度に基づいた申告をさせていただいていますよね。
社長
あ、そうだったね!
担当者
その制度では、実地調査の前に、税理士からの意見聴取というプロセスがありますので、まず税理士が税務署に出向きます。
そのヒアリングの結果によって、税務実地調査の有無が決定されます。
社長
と言うことは、うまくいくと、調査なしになるわけ??
それは、ありがたいわ!!頼むで~~!!
担当者
全力を尽くします。
社長
ほんまに頼むで!!(笑)

税務署に分かりやすいように準備をしよう!

意見聴取

税務署
どうも、どうも、ご苦労様です。
○○株式会社さんは長らく、調査にお邪魔しておりませんで・・・。
税務署の方も、過去の資料が古くなっておりまして殆ど情報がないのですよ。
ですので、恐縮ですが、○○株式会社さんの事業内容からお教えください。
担当者
そうですか!では、会社概要から

と、税務実地調査のはじめの会社概要説明から始まりました。
会社案内をお持ちしていましたので、スムーズに理解できたようです!!

税務署
よくわかりました。
では、前期と前々期の業績の内容について説明してください。
担当者
了解しました!

と決算書と科目内訳書を用いて、前年との大きな差が生じた科目について説明しました。

税務署
棚卸計上漏れや売上計上漏れはないですか?
どのようにチェックしておられますか?

おっと!!本題に入ってきたな~~と感じた瞬間でした。

担当者
○○さんは、仕入発注または在庫からの引当がなければ売上を計上できないような仕組をされています。

本当に、この会社は毎月販売粗利を厳しくチェックしておられるので、その様子も税務署にお伝えしましたところ・・・

税務署
そこまで、やっておられるのですか!すばらしい社長さんですね!!
想像しますにキチンとした立派な社長さんなんでしょうな(笑)

よし!よし!!いい感じになってきたと思った瞬間、

税務署
ところで、消費税のチェックはどのようにされていますか?

急に細かな質問だったので、ビックリしましたが・・・
きちんと説明させていただくと納得していただきました。
その後、源泉所得税、印紙税についての質問が続き、それぞれの資料、整備状況及びチェック方法を順次説明させていただきました。

税務署
はい!よくわかりました。
これだけ、キチンとした資料とチェック体制であれば、調査の必要はないでしょう。
今期もがんばって利益を計上してくださいね(笑)

ということで、約2時間に及ぶ事前聴取が終了しました。
『やったー!!実地調査省略だ~』と心の中で叫びました。

お客様報告

事務所に帰ってすぐに、社長へ報告!

担当者
社長!日頃の努力が報われましたよ!!
税務署から実地調査省略の言葉を頂きました!
社長
そうか、ありがとう!!ほんまにありがとう!!
ほんまに、今いろいろと忙しいねん。そんな時に税務調査こられたら・・・
別に悪いことしてないから、問題ないといえばないねんけど、時間とられることと、心理的に気持ちいいもんじゃないよな!
ほんまよかったわ!ありがとう!!これで、仕事に専念できるわ!!

「ありがとう」って言われるとうれしいですね。

でも、そうですよね。
社長さんや経理責任者の方々が税務調査に費やす時間と心労は大きいと改めて感じました。
これからは税理士の品質も大いに問われる時代です。

ならば、前向きにこの書面添付制度を使って自主的に税務チェック品質を高めて調査省略できることは、お客様のために不可欠であると再認識できました。
これから、ドンドン書面添付制度を推進していきます。